Bonnes-Mares
ボンヌ・マール グラン・クリュ
Grand CruBonnes-Mares
ボンヌ・マール グラン・クリュ
ぶどう品種 :
ピノ・ノワール
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畑
位置:シャンベルタンとミュジニーの中間にありながらあまり知名度は高くありません。畑自体はモレ・サン・ドニとシャンボール・ミュジニーの2つの村に跨っています。このうちジョゼフ・ドルーアンの区画はシャンボール側にあります。 歴史&伝統:伝説によると、鋤き入れをしていたら「ボンヌ・マール」と呼ばれる豊穣の3女神の像が出土したと言われています。 土壌:緩やかな斜面、石灰質の小石が混じった軽い土壌 所有畑:0.23ha 平均樹齢:41年
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栽培
1990年からオーガニック栽培を、その数年後にはビオディナミを始めました。 苗:自社畑から優れた枝を選んで自社で接ぎ木にしているほか、品質の優れたクローンも使用しています。 土壌育成:堆肥と白木、時には海鳥糞肥料を栄養分として土に与えています。除草剤は使わず、トラクターあるいは馬で鋤き入れをしています。 農薬散布:ハーブティ(煎じた植物)やボルドー液(硫黄と銅)、粉末にした岩石など有機栽培で認可された薬剤しか使用していません。 密植度:10000~12500本/ha より深くテロワールを反映させ、また株ごとの生産量を抑えています。 剪定:ギュイヨ 収量:以前のAOCベース量か、もしくは現AOC規定量から20%減
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醸造
収穫:収穫果を完全な状態で搬入するために、手摘みしたぶどうは水切り穴を開けた小さなプラスチックに入れています。 選果:畑で手摘みするときと発酵所でと2回選果しています。 浸漬: - トータル2~3週間のかもし発酵 - 天然酵母 - かもし及び発酵時の温度を管理 ジョゼフ・ドルーアンは色と要素の抽出プロセスをトータルで調整できるよう努めていますが、同時に抽出でフィネスと特性を殺さないように細心の注意を払っています。
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熟成
タイプ:新樽率20% 期間:14~18ヶ月 樽材:フランスの老樹 乾燥:メゾンの完全管理下で3年乾かしています。 ひとつひとつの樽をテイスティングして、全工程の作業を決定しています。テイスティング結果は、科学的に分析した結果を補完します。メゾンの全てのワインがそうであるように、このワインもテロワールの個性とヴィンテージの特徴の表現を最も大事にしています。
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ヴェロニク・ボス=ドルーアンのテイスティングコメント
「血筋のよさを感じさせるワイン。ルビー色をした色調は濃く輝きに満ちています。複雑なアロマは野生のサクランボや野生の桜の樹、フランボワーズそしてヴィンテージによってはかすかにタバコが香ります。熟成すると、トリュフやムスクのニュアンスが現れます。味わいは梁の張ったしっかりとしたボディと甘みのバランスに優れています。余韻もすばらしく長く続きます」
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ヴィンテージ
重厚で、非常に奥行きのあるワイン。タンニンでしっかりと構成されたストラクチャーはありますが、タンニン自体も味わいがあります。酸味は穏やか。2009年はチャーミングなヴィンテージですがバランスが取れているので、早く飲んでも寝かせても美味しく召し上がれます。 2009年は醸造直後から期待されたヴィンテージで、1999年など前世紀の末尾が9の年や2005年、1978年、1961年などと並ぶ偉大なヴィンテージです。
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サービス
温度:16~18°C 飲み頃:8~40年
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